オクラ栽培記その3 /追肥偏

こんにちは。

今回は追肥編です。


追肥って何?

改めて調べてみました。

「植物の生育に応じて必要な養分を追加で与えること」

参考:https://www.sc-engei.co.jp/qa/h_qa/11.html

さて突然ですが、追肥は必ず必要だと思いますか?


「追肥しなくても、それなりに育つんじゃないの?

もともと培養土に養分も含まれているだろうし。」


そう思っている方、甘いです。

追肥をしなければ、成長は弱まりますし、収量も落ちます。

そして、追肥を怠ったその甘い考えの人、


それが僕です・・・


今日はそんな追肥を怠った話から始めたいと思います。


初収穫から少し経ったころ、段々と葉の生育が弱まり、

葉っぱがほとんどなくなる事態に・・・

葉っぱがほとんどなくなってしまったオクラ



調べてみると2〜3週間に一度は追肥をするとのこと。


そういえば、野菜作りを習いに行っていたとき、

先生がそういってたな・・・。


さっそく追肥として使えると謳っている肥料を

3種類購入し、比較してみることに。

そして、プランターが小さいなと感じていたので、

このタイミングで大きいプランターに移植しました。



翌日届き、さっそく追肥とプランターの移植をしました。

分量は袋の裏の記載を参考に。


すると、効果は絶大!みるみる葉っぱが茂ってきました。

(あぁ、よかった)

追肥当日(7月4日)

※葉っぱがほぼなくなってしまった2列目の右を比較するとわかりやすいです。

追肥2日後(7月6日)

追肥6日後(7月10日)

※真ん中の奥が葉っぱがほぼなくなっていた苗


そして、みるみる葉がわさわさに!

わさわさになった追肥14日後(7月18日)

※葉っぱがほぼなかった苗は2番目の手前



こうなると育てていて楽しい。

(それにしても、後ろの雑草たちもわさわさだ・・・)




追肥ってこんなにも効果があるものなの?


本当に追肥だけの効果なのか気になったので、

他に生育に影響がありそうな、気温、日照を調べて

グラフを作ってみました。

グラフ(7/4が追肥した日)


グラフ見ると、

・追肥した日から平均気温が3~4℃上がっている

・追肥した7月4日から7月10日までは日照時間が短い

・7月3日から10日にかけて雨の日が多い

ことが分かります。


また、他にもプランターを大きくした際に、

培養土を追加しているので、それも一因かもしれません。


ということで、

単に追肥の効果だけではなく

・気温の上昇

・プランターの変更、培養土の追加

の2つの要因も考えられそうです。

また、この期間は曇りや雨の日が多く、

生育に日照が影響していないという結果になりました。


追肥の効果がどれくらいあったのか?

大変気になるところですが、

追肥しないプランターを作って

比較しておけばよかったなと反省。

次に活かします。


ちなみに、試した3種類の肥料は、

どれも同じぐらいの効果に感じました。



さて、ここからいよいよ本格的な収穫期へ。

続きはまた次回。


今回も読んでくださり、ありがとうございました。

NOUMORE

NOU MOREは、福岡市科学館・IT関連講座から生まれたユニットです。生活者の立場から「農」に興味を持つこと、知ることを通じてよりよい「未来の農」のあり方を模索します。誰でももっと身近に気軽に、そして自分事として「農」とかかわる事ができたらいいな、と考えています。